こんにちは。保育事務meiです。
つい最近まで手書きが当たり前だった保育業界にも、ICTの波が押し寄せています。

ICTって何?



パソコンなんて使ったことないよ。私にできるのかな?



ブランクから復帰したいけど自信ないな…
そんな40代・50代の保育士の方は大勢いらっしゃいますよね!



大丈夫です!おまかせあれ!
ここではパソコン歴30年、事務職20年、現在の園でICT化に取り組んでいるmeiが詳しく説明していきます。
- 今まで手書きしか知らないブランクありの保育士さん
- 保育業界未経験でICTの事務作業にどんなことがあるのか知りたい保育士さん
- パソコンが苦手でICT化に不安を持っている保育士さん
保育のICTシステムとは?
そもそもICTシステムって何の略?
「ICT」とは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略です。
インターネットを利用して、人と人・人と物をつなぐコミュニケーションのことを指しています。
ICTシステムとは、インターネットを利用して情報やコミュニケーションを行うシステムツールのことです。
似た用語として「IoT」がありますが、その違いは
- ICT:人とインターネットをつなぐことで、人と人をもつなぐ技術
- IoT:あらゆるモノがインターネットにつながる状態もしくは技術



ICTは人と人をつなぐというのがポイント。



IoTは最近流行りの家電をスマホで操作できるようなことをいうんだね!
保育におけるICTシステムとは
深刻化する保育士不足や、保育士の業務負担を軽減するため、主に事務作業をICT化する動きが高まっています。
具体的にICT化できるものとして、園児の登降園管理・名簿管理・週案・月案など書類作成・職員のシフト作成・勤怠管理・保育料計算・請求などが挙げられます。
実際の園でのICTシステムの取り組み
実際に保育のICT化として登降園システムを導入すると、どういう変化が起こるのかを説明します。
ICT化前 | ICT化後 | |
登降園状況 | 紙で手集計 | ソフトで一括管理 |
欠席連絡 | 電話 | アプリ |
お知らせ | その都度手紙 | アプリ |
延長料金 | 手集計もしくはその都度現金払い | 降園データで自動計算・引き落とし |
預かり保育の予約 | 紙で提出 | アプリで予約 |
週案・月案・要録 | 手書きで提出 | アプリで入力 |
連絡帳 | 手書き | アプリで入力 |
園児名簿 | 手書き | システムで一括管理 |
職員勤怠 | 手書き | カードでデータ打刻 |



手書きがめっちゃ多かったんだねー!



そうなの。保育業界はまだまだ遅れていると感じたよ。
ICT化することで
- 紙の節約(ペーパーレス化)
- 電話対応の短縮
- 集計業務などの効率化
を推進することができました。
その他のICT関連の取り組み
先生たちの業務負担をできるだけ軽減するためにいろいろな取り組みを行っています。
- iPhone・iPadの導入
- しまうまプリントの利用
- Bluetoothの利用
- プロジェクターの利用
- NASの導入



若い先生たちは使い慣れているから覚えるのも速い!
今後行っていきたい取り組み
今後もまだまだ改善の余地があると思っています。
職員間のコミュニケーションツールも強化していきたいです。



他の園の取り組みなども参考にしたいですね。


まとめ


ICTといっても難しいことはありません。
もちろん40代50代の皆さんでも大丈夫!
みなさんが使い慣れたiPadやiPhoneで入力作業をする園も多いです。
明らかに手書きで行うより効率が良くなっています。



システムや設定は担当者(事務)が行いますので、安心してくださいね!



慣れてしまえば「手書きにはもう戻れない」よ!

